ルターの祈り

  • 石居正己編訳 ◆ リトン
教会の本棚

◆ 石居正己編訳
◆ リトン

■ ルターは、よく祈りました。毎朝毎晩、そしてしばしば食事中でも祈りを捧げ、彼の友人は「しばしば博士が目をあげ、独特の仕方で手を天にあげているのを見た。歩きながらでも、立ったままでもそうしていた。そうして祈るのを聞いた…」(解説・一〇五頁)と残しています。この本は、ルター全集やほかのいろいろな書物から「ルターの祈り」を集めたものです。本書は「単純な祈りの仕方」という章から始まります。これは、ルターの友人だった床屋のペーターにあてた形式で書かれた、祈りのすすめの最初の部分です。ルターは「だから人が、朝早くまず第一の仕事として、また夕べの最後の仕事として、祈るのはよいことである」と勧めています。祈りは神との交わりであり、対話です。信仰生活は祈りの上にすえられています。ルターの祈りからは、神との親しさ、神への信頼がほとばしっています。わたしが特に愛読しているのは、「みことばとその務め」の部分です。ルターの祈りを味わいつつ、自分自身の祈りの時を見つめ直してみませんか。

(2018年6月、伝道師 乾元美)

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